はじめまして!こんにちは、タリジリと申します。
このサイトは「保護者が見た中学受”検”」という名前で、公立中高一貫校受検に関してのノウハウを共有させていただいています。
我が家の長男は、塾無しで、親塾によって都立中高一貫校に合格してくれました。
通塾無しに、経済的にはあまり負担にならない方法で合格できたので、結果的には非常にコスパ良く中学受検できたことになります。とはいえ私たち両親は、共に中学受験は未経験。知識もほぼ無い状態でした。
それでもさまざまな失敗を重ねながら試行錯誤したことが、結果につながってくれました。
このサイトでは、そんな我が家が親塾で合格させた取組みについて紹介しています。
このサイトは、次のような方におすすめです。
- お子さまの中学受検、公立中高一貫校受検に興味がある方
- 塾に通わせる経済的な余裕は無いけれど、お子さまの学力を上げたい方
- 公立中高一貫校について、どんなものか知りたい方
- 塾に通わずに公立中高一貫校への合格を目指した、勉強方法が知りたい方
ここで、ぜひお伝えしたいことがあります。
お伝えしたいことは、「公立中高一貫校の合格だけを至上の命題にしないでください」ということです。
その理由は、公立中高一貫校受検は「合格が難しい試験であるから」。
公立中高一貫校受検は併願のない一発勝負であること、適性検査という特殊な試験であること、倍率が高いことなどなど条件が厳しい試験。
本人がどれだけ頑張っても、学力が十分に付いたとしても、合格できないこともあるのです。
もしかしたら受検の時期までに、お子さまの精神的な成長は受検生レベルには届かないかもしれません。当日だけ、体調が悪くなるかもしれません。
それほど難しい取り組みなのに、その合格だけを目指して逆算するような勉強をさせてしまうと、保護者の方もお子さまも精神的にかなり負担になってしまうかもしれません。
また結果が伴わなかった場合に子供がとても傷ついてしまうかもしれません。
ですので合格だけを目指す受検、言い換えると「不合格であれば失敗とみなす」ような、そんな受検にはならないようにしていただきたいのです。
では何を目標に勉強していただきたいのか。
このサイトは、公立中高一貫校受検について次のような取組みを推奨したものになります。
- 中学受検の勉強を通じて、学力の向上を目指す
- 中学受検の勉強を通じて、知的好奇心を育む
- もし合格できたら嬉しい!もし残念であっても、振り返ると得ていたものは大きい!!
中学受検勉強を通じて、確実に知識と教養は付きます。
合格するにせよ残念であったにせよ学んだことは全てプラスになるはずで、その学びは中学生活ではもちろん、きっと大人になるまで彼らの成長をサポートをしてくれるはずです。
学力についても、勉強したことは無駄になりません。仮に地元の中学に通うことになったら、きっとスタートから学力は抜きんでているはず。中学生活の中で自己肯定感を育みながら、中学受検で身に着けた学習習慣を活かして公立の進学高校に進むのも十分に現実的です。
- 受検を利用して学んだことが、子供の人生を豊かにしてくれる。
- 合格できたらそれは嬉しいし、残念だったとしても本人も親もプラスになったことを実感できている。
そんな受検を、私も目指していますし、おすすめしています。
とはいえ・・。我が家でもそんな殊勝なことを感じるようになったのは、受検に追い詰められた経験があったため。
最初は合格にむけて、それに必要な学力を付けさせるために逆算的に勉強スケジュールを組んで押し付けたり、模試の偏差値に怒ったりして子供を傷つけてしまっていたのです。
子供のためと思っていた取り組みが「合格」を錦の御旗にいつの間にか押し付けとなり、それができない子供への怒りとなり、それを子供にぶつけられてしまう。
私も毎晩子供が寝た後、「本当にだめな親」と自信を無くしました。この時期は家族みんなが辛く、大変なものだったのです。
そういう中で親としても、経験を積み重ねたり様々な本などに学びを得たりして、ものの見方が変わってきました。
合格への道筋とは別に、子供がたくさんのことを学んで成長していることに気づけるようになったのです。
子の成長そのものに感心して喜べるようになったこと。
これが私の視野を広げてくれて、合格を目指すだけの辛い受検から脱却できたのです。
息子の受検の時の直前期には、私と妻は「ここまで成長してくれたら、もう合格したようなものだよ。結果はどちらでもいいよね」という心境に至り、そう子供には伝えました。
改めてになりますが、受検勉強を頑張るだけですごいこと。合否に関わらず、仮に途中で受験を撤退としても、それまでの積み重ねは必ずあります。
子供たちのその後の人生へのプラスは計り知れません。
ここは、中学受検の勉強を通じて(利用して)、お子さまの成長を促すのが目的のサイトです。
お役に立てる情報があれば、是非ご参照ください。
それではこれから、よろしくお願いいたします!
ちなみに、公立中高一貫校受検の難しさについて、こちらにまとめていますので、ご興味があれば併せてご覧ください。
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