【塾無し】小学生の自宅学習で効果を上げるための取り組み5選【親塾】

うちの子、家で勉強しない!

ムリにやらせても、集中しないし・・

よくわかります、そのお悩み・・。我が家も全く同じでした。

最終的に我が家は親塾でなんとか合格できましたが、小学生の子供に自宅で勉強させるにはちょっとした工夫が必要だと思っています。

下手に押し付けようとすると逃げちゃうし、無理にやらせても集中しないから意味がないですもんね。

タリジリ

子供たちも、できれば勉強なんかやりたくないですもん(笑)

そこの記事では、塾なし親塾で子供の公立中高一貫校受検合格をサポートした我が家の、「自宅学習で効果があった取り組み」について5つご紹介します。

今回ご紹介する方法は、

  • 受検に合格した長男にも
  • いまいち勉強が好きではなさそうな長女にも
  • 低学年の次女にも

有効だったので、ハマってくれるお子さまも多いといいなと思っています。

目次

取り組みその1.勉強を習慣化する

自宅学習では、勉強を習慣づけてあげましょう。

勉強を習慣づけるメリット

「勉強の習慣づけ」これが自宅勉強の最大の目標です。

勉強に限らず、無理せず何か身につけるには、習慣化による継続が最強です!

習慣化すると、「今はここでこれをする時間」と生活の中で定着できることで、その日のモチベーションに左右されずに勉強を継続しやすくなるからです。

意識することも頑張ることもなく、毎日淡々と自然と勉強量を積み上げられるのが習慣化のメリット。習慣づいた子供は、時間になったら淡々とテキストを出して勉強しています。

「今日は勉強しようか、どうしようかな〜」って毎回考えてしまうと、どうしても勉強しない方に流れてしまいますよね。

毎日の習慣に従っているといつの間にか積み上げができていて、「あまり頑張っているつもりないけど、気が付くとずいぶん遠くまで来たもんだなぁ。」となれるのが習慣化なのです。

タリジリ

では、習慣化するためのコツについて、紹介します!

「いつ、どこで、何をするか」を決める

「毎日、この時間にこれをする」・・ということを決めてしまうのがオススメです。

時間が決まっていると、「やろうかな~、やだな~」とか「面倒だな~」とか気持ちを介在させずに、淡々と決まり事としてやりやすいからです。

例えば、我が家はリビング学習なのですが、いつもリビングのテーブルで「朝食を食べたら計算ドリルを1ページやる」とか「帰宅したら最初に宿題を終わらせる」とか、「いつ、どこで、なにをする」のかを決めて、習慣化するのです

これによって、毎日確実に、モチベーションに関わらず一定の勉強時間を確保できますよね。

子供と話をして、「この時間はこれをやろう」と決めましょう。

習慣化のお勉強としては、まずは簡単なものから始めること、そして計算や漢字のドリルとか宿題など、一人でできるものがおすすめです。

おすすめは朝!登校前の時間

どの時間に勉強するか、おすすめは朝の時間です。

朝が良い理由は、時間を固定しやすいため。そして邪魔するものが少ないためです。

毎朝、起きてから学校に行くまでの間に、ご飯を食べたり顔を洗ったり大体同じ時間に同じことをしますよね。

そのルーティンのひとつに勉強時間を入れちゃうことで、自然と毎日継続できるわけです。

下校後の場合は、習い事があったり友達と遊びに行ったりするかもしれません。

学校が終わる時間も宿題の量も、日によって異なってしまい時間の固定が難しい。

多くの子供にとって「確実にこの時間に!」と決めやすいのが、朝の時間なのです。

ただ、これはそれぞれのご家庭で異なると思いますし、朝が苦手なお子さんもいらっしゃいますよね。

タリジリ

我が家は、長男は朝に強いので朝勉強を充実していましたが、長女は朝が大の苦手。それぞれまったく違うんです。

ご家庭や子供の状況に合わせて、毎日同じように時間を作れる場所を探してみましょう。

ちなみに、我が家の小学生は6年生の受検直前期でも21時就寝と決まっています。そのため朝が苦手な長女でも一定の睡眠時間を確保して、朝勉強を継続できています。

何を勉強するか、”具体的に”決めておく

時間と組み合わせて、その時間で何をするのか、これを前もって具体的に決めておくことも大切です。

学校から帰ってきたら「算数」やっておきなさいよ!

と、きつく言い渡しても、「算数の何をするのか」が明確でないと、「帰ってきたけど〜・・今日は何しよっか?」となってしまい、ついついYoutubeやゲームへ・・。

「朝起きてご飯食べたら、この計算ドリル1ページ」
「お風呂から上がったら、この漢字ドリル1ページ」

など、具体的に決めてあればすぐに準備をして開始することができます。

そして「何をするのか具体的に決まっている」というのは、子供たちにとっても楽なんです。自分でやるべきことを考えて決めてくれるのがベストですが、それは難しい。「これをやったらOK」が明確なことが、モチベーションにもつながります。

習慣的にやることもそうでなくても、何をするのかは具体的に決めてあげましょう。

場所も固定する

勉強する場所は決まっているかと思いますが、気分によってリビングだったり自分の机だったりと変えている場合は、固定すると良いかもしれません。

毎日同じタイミングで同じ場所と決めることで、「今日はどっちでやろうかな〜」などの余計な判断をせずに済むからです。

そのようなことを考えている間に、ゲームなどの他の選択肢が入ってきますよね(笑)。

そして、その場所には筆記用具などを一式揃えておすすめです。

いざドリルを広げても、その後に筆箱を取りに立ち上がると、また机に戻ってこないかもしれませんから。

我が家はリビング学習なのですが、リビングテーブルのすぐ後ろに勉強の道具を揃えています。

リビング学習の勉強道具

我が家でリビング学習をしている理由は、子供たちに個別の勉強部屋を用意できていないからなのですが・・。

でも非常にメリットを感じています。我が家のリビング学習については下記記事にまとめているので、ご興味があれば参考になさってください。

取り組みその2.簡単なことをやらせる

毎日取り組む勉強は、難しすぎないことを、むしろ少し簡単なことをさせてあげましょう。

学校で習ったことの復習など、すでに学んでいることを確実に身につけさせるような取り組みが良いと思います。

もし、今の学校の授業についていけてるか不安があれば、今年の最初からやり直させてあげるとか、ひとつ下の学年のドリルからやらせてあげるのが効果がありました。

タリジリ

難しいことは連日続けるのが大変ですからね!

辛いことを無理にやっても、集中もできず学習効果も上がりません。

むしろ「できる」という喜びから、勉強が好きになってくれることが大事だと思います。

大切なのは、本人が続けられる習慣化。まずは簡単なことから始めてみましょう。

取り組みその3.勉強を休むことも許容する

ここまで頑張る系の話ばかりしていましたが、長男・長女の親塾を通じて休むことがとても大切だと思うようになりました。

集中できないとき、疲れている時、どうしても気持ちが乗らない時は勉強はしないのです。

我が家の受検生も、朝起こさないこともあれば、夜勉強をスキップして寝かせることもありました。

タリジリ

我が家は睡眠をとても重視していました。

休憩時間もけっこう取ります。45分勉強したら、20分自由時間など。

長女は自分の部屋で小物いじりが好きですし、長男は受検の前日まで、毎日ゲームの時間もかなり取っていました。

ゲームを挟まないと、その前後の勉強に集中ができなかったからです。

毎日のノルマを重視しすぎて無理させても、数日は頑張れるかもしれませんが、それは気力を削ってなんとかこなしているようなもの。

削られた気力はちゃんと回復させてあげないと、継続できません。

「完璧よりも前進」

などいろいろと言葉はありますが、日々パーフェクトを取り繕うよりも、将来、本人が自ら気力や勉強する楽しさを育んでくれるために、時には休んだり遊んだりと、心身ともにリフレッシュすることが必要だと考えています。

この辺りは親が上手くマネジメントしてあげたいですね!

取り組みその4.目標を上手く作ってあげて、褒める!褒めたくる!!

褒めるってチョー大事です!その日の勉強ができた時には、とにかく褒めまくります。

褒められると嬉しくなって、ますます勉強が好きになりますよね!

ただ褒められることも嬉しいと思うのですが、より喜べるのは自分自身が「できた」ことを褒めてもらうこと。

そのために、親はうまいこと目標を設定してあげて、達成したことを褒めてあげるようにしましょう。

タリジリ

お子さまにとって難しすぎず、でも少し頑張る必要もあるような目標が良いですね。

例えば我が家の長女は小学3年生の時、計算ドリルでかならずミスをしていました。

学校のカラーテストでもなかなか100点が取れなかったのです。

そこでしっかりと見直しをして検算をして、朝のドリルで100点を取ろうという目標を立てました。

これはなかなか達成できなかったのですが、続けるなかで突然ドリルのミスが無くなったのです。

そしたらもうでっかい花マルです(笑)。

張り切りすぎてブサイクになってしまった花マル

大人が思っている以上に子供たちは花マルを貰えるのが嬉しいらしく、毎回喜んでくれるんですよね!こうなると毎日の勉強にも前向きになってくれるのです。

高学年になって、中学受検を意識した勉強を続けていると、毎日勉強することやカラーテストで100点が当たり前になってしまうかもしれません。

でも、小学生が毎日勉強することって本当に大変ですし、頑張っているんです。

親は「当たり前」を当たり前にせずに、「今日もがんばったね!」とか、「100点すごいじゃん!」などと子供の頑張りや成果を探しまくって、褒めてあげましょう!

取り組みその5.家族が協力する

タリジリ

もしかしたらこれが一番大事かもしれません。

子供が勉強している時間は、親も他の兄弟も遊びは我慢です。

自分が勉強しているというのに、親がテレビを見ていたり他の兄弟が同じ部屋でゲームをしていたりでは、本人も気をとられてしまいますし、「なんで自分だけが」という気持ちになってしまいますよね。

こうなっては集中して勉強するのは難しい。

他の家族もその時間は、勉強や読書の時間に当てるのが良いかと思います。

私が資格試験の勉強をしていたときは、娘と一緒に勉強しました。

「お互いがんばろう!」というと、娘もより前向きになってくれています。

私も一緒に勉強します。丸つけなどで私の方はあまり進みませんが・・

まとめ

家庭学習で成果を出させる方法について、我が家の取り組みをまとめました。

取り組みは次の通りです。

  1. 勉強を習慣化する
  2. 少し、簡単なことをやる
  3. サボること許容する
  4. 目標を上手く作ってあげて、褒める!褒めたくる!!
  5. 家族が協力する

これらは低学年からでもできることですが、受験期になっても有効だと思います。

まずは「学校の宿題を、帰ってきてからすぐに、この机でやること」から始めてみるのはいかがでしょうか。

参考になる部分があれば、ぜひ試してみてくださいね!

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