さいきん中学受験ってよく耳にするけど、どんなもんなんでしょ。
ウチはお金かけられないからやらせないけど・・
このように、中学受験についてまったく知らないけれどもちょっとだけ興味を持ったママさんやパパさんに向けて、中学受験ってこういうものというのを知るのにちょうど良いマンガをご紹介いたします。
それはこちら!
高瀬志帆先生の中学受験をしようかなと思ったら読むマンガ(新装版)です。
このマンガ、私も実際に購入して家族で何回も読み返しているほど。この本は絵がキレイで読みやすく、しかも面白いマンガであるうえ、それを楽しんでいるうちに中学受験について概要から詳細まで全体像をするすると理解できるものなんです。
この本をオススメする理由をまとめました。
この本のおすすめポイント
塾選びから中学入学まで、全体の流れを追うことができる
このマンガでは4つの家庭の中学受験について描かれています。
この本の主人公は中学受験についてまったく知らない山吹家のママ。一般的に中学受験は3年生の2月から始まることが多いのですが、マンガのストーリーもちょうどその時期からはじまりますので、読者も山吹家ママと一緒に学び始めることができるわけです。
そして物語は6年生の受験を終えるところまで(後日談という追加もあるのですが)扱っているので、中学受験の始まりから終わりまで、全体の流れをこれ一冊で追うことができるんですね。
親の関わりかたを知ることができる
中学受験全体の流れと同様に、
親ってなにすればいいの?
についても教えてくれます。
例えばお金のこと!塾でどれぐらいお金がかかるとか、受験費が一校で幾らとか、それが各家庭でどれほどの負担になるのか、なんてこともしっかり描かれています。
のんきすぎる我が子にイライラしたり、困り果てて本やブログの情報に頼ってしまう親あるあるも満載(笑)。
「中学受験は親の受験」なんて言葉もありますが、中学受験のに対する親の関りを知ることができるのも、おすすめポイントです。
さまざまな中学受験のカタチを見ることができる
家庭の数だけそれぞれの中学受験はあるわけですが、このマンガでは4つの家庭のそれぞれのパターンの中学受験が描かれます。
- 成績が上位の家庭
- 成績が下位の家庭
- 経済的余裕の無い家庭
- 親の想いが強すぎる家庭
各家庭の状況も選択もそれぞれに異なっていて、中学受験って単純に学力を上げて勝負するだけのものでは無く、家族で向き合うものであることを知ることができます。
一筋縄ではいかないさまざまな中学受験を見ることができるのも、このマンガの魅力ですね。
マンガとして面白い!
ここまで、この本によって中学受験についてよく分かるということを書いてきたのですが、それよりももっとオススメな理由があります。
それは、この本がマンガとして普通に面白いのです!
絵は上手で明るい雰囲気ですし、全編にわたって笑えるエピソードも沢山あってとても読みやすい。そのうえ親子ドラマとして読むと、色々と苦労してきた先の各家庭の受験時期には毎回涙ぐんでしまいます。
さすがは二月の勝者の高瀬志帆先生ですね!
お子さんでも高学年になれば十分に読めるマンガで、我が家でも受検生時代の長男は時々読み返していました。
お子さん自身が中学受験について知る、良いきっかけになるかもしれせん。
一般的にももちろん高評価!
私のオススメというだけではなく、一般的なレビューも上々です。
2021年11月現在、例えばAmazonさんではカスタマーレビューの星5つが56%にもなっています。
楽天市場さんでも評価の平均は4点台です。
私もこの評価の高さ、当然のように納得しています。
まとめ
改めて纏めますと、中学受験をしようかなと思ったら読むマンガ(新装版)は、中学受験全体を広く楽しく知ることができる本だと思います。
しかも・・ヤボだと思って書いていませんでしたが、このクオリティで税込み1,100円という価格なんです!
中学受験に少しでも興味を持って、どんなものか垣間見たいという方はぜひこの本を手に取ってみてください。
質問などあればお気楽に!