我が家では、長男の中学受験を塾なし・親塾でサポートしたのですが、自宅学習にはホワイトボードが非常に重宝しました。

というか、ホワイトボードは欠かせないもの!と言えるほど
家庭用のホワイトボードには、脚付きのものだけではなく、壁に貼るシート式のものもあります。
我が家ではその両方を使いみました。その結果、それぞれ良さはありますが、ご自宅で使うのであれば「ホーロータイプ」&「脚付きタイプ」がおすすめという結論になりました。
自宅学習にホワイトボードは必須!
オススメは「脚付き+ホーロータイプ」!我が家ではこれを使っています。
この記事では我が家ではこれら2種類を使い倒した私が、それぞれのメリット&デメリットと、やはり脚付きがオススメである理由をお伝えします。
ホワイトボードは、中学受験の自宅学習以外の用途にも、とても便利なものです。ぜひ参考になさってください。
なお、自宅学習でどのように使っているのか、別記事にまとめています。
どのように便利なのか具体的に知りたい方は、こちらも参考になさってください。



自宅勉強用のホワイトボード、2種類
ホワイトボードは大雑把に分けて、次のように2種類あります。
- ホワイトボードシート型
- 脚付き型
我が家でもこの両方を使いました。
それぞれがどのような特長なのか。メリット・デメリットもありますので、ご紹介します。
ホワイトボードシート型とは
ホワイトボードシートは、シート状で壁に貼り付けられるホワイトボードです。
我が家では、長男が公立中高一貫校受検の準備を始めたころ、2019年に購入しました。



初めてのホワイトボードだったので、たくさんのメリットを感じることができました。
勉強を教えるのみならず、下の子たちも好きなだけ絵が描けるのも便利。必ず目に入るので、家族や自分に向けたメモを書き残すこともできます。
ホワイトボードがある生活が便利過ぎて、1枚目が古くなり汚れてしまった後は、2枚目も購入して入れ替えました。。
脚付き型とは
ホワイトボードシートが便利過ぎたのですが、色々と気になる点もあったので(後述します)、2枚目も使い込んで切れてしまったあとに、3枚目ではなく脚付きのものに買い替えました。
脚がついて、自立するタイプのホワイトボードです。



このホワイトボード、2020年初頭に購入したので購入から2年以上経過していますが、毎日フル稼働しています。
新4年生となった娘も、受検勉強を少しずつ開始。ホワイトボードで本人に説明をしてもらうことで、理解を確認します。



娘も大きくなりました・・。
では次に、それぞれのホワイトボードを使ってみたレビューのご紹介です。
ホワイトボードシートの使用レビュー
我が家で使用したホワイトボードシートはこちらでした。




こちらのホワイトボードは、なんと1,980円という価格!
「役に立たなかったとしても、まぁそれでもいいよね」程度の気持ちでお試し購入したのですが、結果的には買い替えまですることになるほど、便利でした。
2枚壊れるまで使った経験から、ホワイトボードシートのメリット・デメリットをご紹介します。
シート型のメリット
シート型のメリットをご紹介します。



壁があれば使える
シート型は、壁に貼り付けて使用します。そのため、部屋に物を置くスペースは無くても、壁にスペースがあれば使用できるのです。
特別に場所を取らなくてもホワイトボードを使える点は、大きなメリットと言えるでしょう。
ちょっとお試しで使ってみる、というのもチャレンジしやすいのではないでしょうか。
切り離して、複数の壁に貼れる
シートなので、普通のハサミで好きな大きさに切り離すことができます。サイズが固定されている脚付き型に比べて、柔軟性が高いんです。
また、切り離せるということは、1枚買えば2枚にも3枚にも増やせるということ。
我が家では大きなサイズと小型のサイズに切り分けて、一つはリビングで勉強用に、もう一つは壁の低い位置に貼って、まだ小さかった妹たちの落書き用に使っていました。
1枚購入すれば、自宅内のさまざまな場所と用途に使えるのがシート型のメリットです。
非常に安い
前述しましたが、ご紹介したシート型は1,980円。
我が家で購入した脚付き型ホワイトボードが約22,000円なので、1/11の値段です。
脚付き型に比べて長持ちはしませんが、この程度の価格であれば、ちょっと試してみるには魅力的な値段ではないでしょうか。
シート型のデメリット
シート型でも便利でしたが、デメリットがあったため脚付き型に変えた経緯があります。
我が家で使用していて感じたデメリットを、紹介します。
消すのが大変
脚付き式の一般的なホワイトボードの場合、書いたものはイレーザーを使って消します。
なのですが、シート型は書き込む部分が柔らかいためか、イレーザーを使うことができません。Amazonの購買ページでは、濡れたタオルを使うことが推奨されているようですね。我が家では当時、大量に購入していた子供たちのお尻拭き(ウェットティッシュ)を使って消していました。
ただ、濡れタオルやウェットティッシュで拭くとボード上が濡れてしまうため、すぐその上に書くことができません。なので消した後に乾いたティッシュペーパーで消すことにしていました。
ちょっと消して書き直すのに、次のような手順が必要になるんです。
- ウェットティッシュと乾いたティッシュペーパーを取りに動く
- ウエットティッシュで拭く
- 乾いたティッシュペーパーで、ウェットティッシュの水分を拭き取る
- 捨てる
- ようやく書く
この手間は、やはり面倒でした。。
貼りづらい壁がある・劣化する
柔らかいシートを使っているせいか、使っている間に劣化します。我が家では、半年で一度買い替えた感覚です。
また、我が家の壁紙は、普通のマンションで使われているものだと思うのですが、貼ってもしっかりとくっついてくれなかったため、周囲をテープで止めて使っていました。それでも、一部が歪んでしまうなど最終的にはこんな感じになっていました。



写真の左下部分は、壁についている部分が剥がれているのがわかります。また書き込む面も少しずつペンの跡が残るようになり、どんどんと汚くなってしまいました。
長く使おうという場合は、定期的に買い替えないといけないかな、という感じです。
ペンが置けない
意外に不便なのが、壁にシートを貼り付けているため、ペンを置く場所が無いこと。
脚付き型の場合はペンを置く場所があるので、ペンを使う時も置く時も、すぐ手元で解決します。ですがシート型の場合は、ペンを置く場所を別に作らなくてはならず、書く時も置く時も無駄な一歩と手間がかかっていました。
これは後に脚付き型を買ったから気づいたメリットというよりも、シート型しか使っていなかった時点で不便に感じていたことです。
パッと思いつくままに何かを書いたり消したりできるのがホワイトボードの良いところですが、このひと手間がその良さを少し消してしまっているように感じていました。
ホワイトボードがあるメリットは感じつつも、シート型のこれらデメリットをストレスに感じていたため、ついに脚付き型を導入したのでした。
脚付き型ホワイトボードの使用レビュー
自宅にホワイトボードがある便利さは存分に感じながらも、安さゆえか劣化が避けられないシート型を諦め、買い替えのタイミングで脚付きの本格的なホワイトボードを購入しました。
我が家で購入したのは、こちらです。
アマゾンさんで約22,000円。上記のホワイトボードシート11枚分なのでかなりコストはかかりましたが・・




シート型で感じていたデメリットやストレスが全て解消されて、買い替えて大満足でした!
シート型に比べた時のメリットと、少しのでメリットについて、体験談として紹介します。
脚付き型のメリット
すぐに書ける!
ボードの一部にペンやイレーザーを置ける場所があるので、書きたいときにすぐにボードに書けるのがとても便利でした。
書こうとする内容に集中しているのに、「あ、ペン取らなきゃ」というのが無くなるのは、手間が減る以上のストレスの軽減があります。
思いついたらすぐに書ける、消せる。これがホワイトボードの良さですものね。
消すのも簡単に、キレイになる
購入した脚付き型のホワイトボードは、ボード面がホーロー製です。
一般的にホワイトボードにはホーロー製とスチール製があって、ホーロー製の方が耐久性があったり劣化しずらく長くキレイなままで使えるのですが、イレーザーで簡単にキレイに消せるのは本当にラクです。
シート型ではウエットティッシュと乾いたティッシュペーパーの両方を使っていましたが、脚付き型に変えたらイレーザーでさっと拭いてやればおしまい。とてもキレイになります。
書いたり消したりを簡単にできるのが、ホワイトボードの良いところなので、イレーザーが使えることで初めて、その良さを活かせるのだと気づきました。
書類やイレイザーを磁石で貼り付けられる
我が家が購入した脚付き型ホワイトボードは、マグネットがくっつきます。
そのため、プリントアウトした繰り返し見たい物を、磁石を使って貼り付けておくことができます。
勉強面では、子供が100点を取ったカラーテストを貼って褒めてあげたり、適性検査の作文問題に必要な、志望校の求める生徒像などを貼って、目立つようにしていました。
また我が家が使っているイレイザーは、こちらのマグネット付きのものです。
書いている場所のすぐ近くにイレーザーを貼っておけるので、ちょっと間違えて書き直す時も、わざわざ下のトレーまで手を伸ばさなくて良いのがとても便利。
マグネット付きのイレーザーの良さは、使ってみて初めて気づくことができました。
安定して、長く使える
これが最も大切なのかもしれませんが、丈夫でボード面の耐久性も高い脚付き型ホワイトボードは、いつも同じように使えています。
使うごとに劣化が進むシート型は、剥がれたら貼り付けたり、汚れが目立ってきたらわざわざ拭かなければいけないなどの手がばありました。
いつも、あたりまえのように使えること。毎日のように使うものには、大切だと思います。
脚付き型のデメリット
脚付き型、とても満足していて特にデメリットというものは感じていないのですが、強いて言えば!というポイントを挙げてみました。
高額である
シート型が約1,100円であるのに対して、脚付き型は約22,000円と差が大きいです。
比べると確かに高額ではありますが、安定的に長く使えているので、高額に感じたことはありません。
脚のスペースが必要になる
ホワイトボードを支えるため、足場を置くスペースがある程度必要になります。
我が家の場合はリビングにまだ余裕があったので特に気にならなかったですが、もし狭い部屋などに置きたい場合は注意が必要ですね。
ただ、このように空間に余裕はあるので、モノを置くスペースにするなど工夫の余地はありそうです。






両面は要らなかったかも・・
購入したホワイトボードは両面使えるものでした。ひっくり返すことで裏も表も使えます。
ただ、両面を積極的に使っていたのはほんの数日のみでした。その後は、どうしても消したくないことを書いていた時は一時的にひっくり返しましたが、「ホワイトボードに書いたものは、いつ消しても良いとします」というルールにしたことで、そういったことも無くなりました。
というわけで両面は要らなかったかもしれません。
ホワイトボード選択のまとめ
この記事では、我が家が使ったホワイトボードシートと、脚付きホワイトボードの紹介をさせていただきました。
簡単に比較すると、こちらの表の様になります。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
脚付き型 | すぐに書ける! 消すのも簡単に、キレイになる 書類やイレイザーを磁石で貼り付けられる 安定して、長く使える | 少し高額 足場が必要 |
シート型 | 壁があれば使える 切り離して、複数の壁に貼れる 非常に安い | 消すのが大変 貼りづらい壁がある・劣化する ペンが置けない |
ホワイトボードが家にあることは、親塾の黒板代わりとしてだけでなく、学習するには非常にメリットが大きいです。
例えば、「昨日間違えてた、○○って漢字覚えてる?」のようにちょっとした確認が直ぐにできたり、間違えた問題をホワイトボードに書いておいて翌日解かせてみるなど、アウトプットが手軽にできること。
あるいは、子ども自身に問題の解き方を解説させる場合にも、必須です。
逆にホワイトボード無いとなると、いちいち書くものを用意しなければいけなかったりなど、明らかにアウトプットが減ります。
無理でなければぜひご用意されることをおすすめします。
「まずはお試ししてみたい」とか、「自宅のスペースが限られている」場合には、まず安価なシート型を購入して試してみるとよいでしょう。
ただ、ホワイトボードに便利さを感じるようでしたら、より便利にストレスなく、長く安定して使える、脚付き型に移行したくなるはずです。
リビングに一台あることで勉強以外にもメリットはたくさんありますので、最初から脚付き型を購入することを、強くおすすめしたいです!
このホワイトボードにもペンとイレーザーは付いてきますが、我が家で使っているものを紹介いたします。
PILOTさんのペンは、インクを入れ替えられるので、メインで使っています。毎日勉強で使っているとしょっちゅうインクが切れてしまうので、インクだけ入れ替えればよいのは便利ですよ。






イレーザーはマグネットが付いていて、ホワイトボードに付くものに変えました。下のトレーにあるよりも、消す→書き直すの時に、イレーザーをわざわざ置いたり持ち上げたりする手間が無くなります。地味ですがストレスが減りますよ。



自宅学習でホワイトボードを使って感じたメリットは、こちらの記事もご参照ください。



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