受験生なのにゲームばっかりやって!
宿題やっているはずが、YouTube見てる!
お子さまのゲームやYouTubeにお困りのパパさんママさんも、多いかと思います。
下手に禁止するとケンカになるし、許しちゃうといつまでもやっちゃうし。
これ、どこのご家庭でもあるあるですよね・・。我が家でも同じでした。特に息子はゲームが好き。
我が家では試行錯誤の末、方針を決めてようやく安定しました・・。
この記事では、我が家の受検生とゲームやYouTubeとの付き合い方についてご紹介します。
結論としては、次の通りでした。
ゲームやYouTubeは、勉強の集中力アップのために積極的に利用しましょう!
毎日、ゲームなどはOKにしちゃうのです。我が家では、試験本番の前の日まで、ゲームをしていました。おかげで毎日の勉強のパフォーマンスも上がって、合格できた要因の一つであると思います。
この経緯に至った我が家の試行錯誤について、ご紹介しましょう。
前提として、親塾の難しさ
前提として、我が家では通塾せずに、自宅で勉強する親塾を行っていたという条件があります。
これにはメリットとデメリットがありますが、デメリットで最も大変なのが、親子関係が煮詰まることです。受検にとって大事な6年生は11歳から12歳。このころから反抗期も迎えます。
- 友達は毎日遊んでいる
- なのに自分は勉強
- 受検日が近づいてくるプレッシャー
- 親がウルサイ
そのような気持ちが態度に現れて反抗的になりました。勉強するときの態度も悪くなり、親もイライラ。勉強時間はシームレスに日常生活ともつながるため、親子で空気を入れ替えるタイミングが無くて、本当に家の中の空気が悪くなったのです。
親子共々勉強をして合格するという目標はありながらも、お互いイヤイヤやっているような。そんな状態での話になります。
ゲーム、一旦は封印を決断も・・
実は幾つかのタイミングで、ゲームの封印は行われました。例えば6年生になるタイミングとか、夏休みが終わるタイミングとか。ところが・・
結論から言いますと、ゲームの封印は、我が家ではマイナスにしかなりませんでした。。
ゲーム封印以降、明らかに勉強のパフォーマンスが落ちるのです。勉強時間が長くなるにつれて、みるみる集中力も態度も悪化していました。
それはそうですよね。基本的には勉強はしたくないんですから。そのうえで楽しみなゲームができないと、ガマンガマンばかりになってしまいます。
我が家のやりかたでは、ゲーム封印は悪いことしかありませんでした。
積極的にゲームをさせる!
そこで、ゲーム封印がダメなら、むしろ積極的にゲームをさせよう!という方針に転換しました。
具体的には、ひとつ勉強したあと気分転換にゲーム、その後また勉強という感じで、勉強とゲームを交互にやらせるようになったのです。例えば30分算数をやったら15分ゲーム、次に銀本に60分かけたら30分ゲームといった感じ。特に勉強もゲームも時間は決めておらず、ゲーム時間があまりに長くなったら一言声をかけるといった感じでした。
心置きなく好きなゲームができることで、そこまでしてやっと気分転換がしっかりとできたようです。
ただそれによって、勉強のパフォーマンスは確実に上がりました!
ゲームを気分転換に使うという狙いは成功、これは試験前日まで続いたのです。
ただ、6年生でゲームに数時間時間を割くことは、怖いと感じる方もいらっしゃるかもしれません。。
これができたのは、息子の志望校が勉強量は少なくて済む公立中高一貫校受検であり、効率的な取組みができる親塾ならではかも。
また、この頃には「受検勉強で、これだけ色々なことを学んで、知的好奇心を育んでくれたんだから、もう必ずしも受からなくても良いよね」という心境になっていたのが大きかったと思います。合格だけを狙った勉強をしなかったという、余裕がなせることだったかもしれません。
ともあれ、ゲームは積極的にさせたことで、勉強に対する集中力や姿勢は確実に変わりました。
YouTubeは気分転換以上の効果
ゲームと共に親の頭を悩ますYouTubeですが、これは知識や教養を増やすツールと考えると、本人が楽しめるならばむしろ積極的に見せてあげるのも良いかもしれません。
息子が好きで見ていたのは、次のようなチャンネルでした。
(息子が見ていたチャンネルの詳しい説明は、こちらの記事にまとめています。もし興味がございましたらぜひご一読を)
息子はこれらのチャンネルが好きだったようで、自主的に見ることで気分転換と共に幅広い知識を身に着けていました。決して受検範囲の知識ではないのですが、教養を身に着けることも受検をした目的でもあったので、これは良かったと思います。
その他の条件
そういえば、もうひとつ条件らしきものがありました。
なのでゲームやYoutubeは、リビングのテレビを使っていました。
嫌な言い方をすると、ゲームやYouTubeに当てている時間を親も把握できていたのだと思います。中学生になった息子は、まぁ~すっとスマホいじってゲームだの動画だの見ていますからね~。
受験生の間にスマホを持たせなかったこと、結果的には良かったと感じています。
まとめ
この記事では、我が家の中学受験でのゲームやYouTubeとの付き合い方をご紹介しました。
結論としては、勉強時間の合間に気持ちよくやらせてあげることで、良質な気分転換を促してあげるというもの。
参考になれば、幸いです。
ちなみに、マンガも楽しみながら知識を増やしていました。その一例を紹介している記事もありますので、よろしければご一読ください。
質問などあればお気楽に!