この記事では、我が家の中学受検勉強の取組みの中で、「酷使」といえるほど毎日使っていたグッズを紹介いたします。
酷使するほど便利だったものなので、我が家では必須ものです。もう一度受検勉強をやり直すとしても、この3つは確実に用意するはずです。
もしかしたら役に立つと感じられる方もいらっしゃるかと思い、共有させていただきました。
この記事でご紹介するのは、次の3つです。
- ホワイトボード
- プリンター
- 学習用時計
ひとつ、選び方で失敗した我が家の例も、併せてご紹介します・・
ホワイトボード
効率的な学習には必須!ホワイトボードの使い道
ホワイトボードは、こと中学受検での使い道だけに絞っても、とてもたくさんの場面で役に立ちます。
私たちも購入して使ってみた後、そのポテンシャルに気付きました。
例えば親が教えるときに、黒板の代わりになるのはもちろんですが、我が家では子供が問題を解く=問題の解法を親に説明するというやり方をとっていたので、この親への説明にも使います。
また、間違えたり忘れたりしていた問題はホワイトボードの端っこに書いておけば、翌朝「これ書ける?」なんて覚えているかどうか確認できます。覚えていたら消せばヨシ、忘れていたらまた復習して翌朝チェックします。
さらに、いつでも書けるのもホワイトボードがあるメリット。ふっと思い出した時に、「あれ、解き方覚えてる?」なんてことをサッと書き始められます。もしホワイトボードが無かったら、紙やノートを出してえんぴつもって・・なんて手間をかけるのが面倒で、書かないですよね。ホワイトボードリビングにあることで、ふとしたきっかけのアウトプットの量は各段に上がったと思います。
ホワイトボードのメリット
ホワイトボードのメリットは沢山あります。
黒板としての使いかただけでは無くて、勉強の効果を大きく上げられるのです。
ホワイトボードのメリットに関しては別記事にまとめていますので、ご興味があれば併せてご覧ください。
【親塾】自宅学習でのホワイトボードを使って感じた、メリット5選
複合機(プリンター)
複合機も受検勉強には必須と言えるでしょう!複合機とは、印刷もスキャンもできるプリンターです。
なのですが、実はこの中学受検で使うためのプリンター選び、私は後悔してします。。
プリンターの用途と必須機能
受検勉強では、プリンターは毎日酷使します。その日に解く過去問・プリントの印刷や、テキストやプリントをスキャンしてのpdf化を毎日、大量に行うからです。
プリンターとスキャナーが付いているとして、それ以外に次の機能も無いと不便なので要チェックです。
- WIFI(スマホやPCから、すぐに印刷できる)
- 両面印刷(過去問などを、本番と同じように表裏にプリントできる)
- A4以上、できればA3(本番サイズの用紙や、模試のコピー&印刷が可能)
ただ、これ以上に、プリンター選びは勉強の効率化にとても重要でした。
プリンター選びの重要性
中学受検勉強のために、複合機プリンターが必須であることは、多くのパパさんママさんも理解されていると思います。
なのですがプリンターの性能、特に印刷速度を重視した方が良いということをご存知の方は少ないのではないでしょうか。
実際、私はそこに気付かずに苦労しました・・
受検の直前期、沢山のテキストや問題を印刷します。
プリンターの性能によって、精神的な負担でさえ差があることに気付かなかったのです。
我が家では、元々使っていた家庭用のプリンター(年賀状を印刷する用途)があったので、そのまま使っていました。ところが、6年生になったときに毎日の印刷の負担で壊れてしまったのです。修理代も高いということで買いなおすことにしたのですが、何も考えずに、4万円以上もする家庭用のプリンターを買いなおしてしまいした。
そして購入後に、ビジネス用プリンターの存在を知ったのでした。こちらはBrotherさんのビジネス用A3判プリンターの動画です。この1枚を印刷する速さにビックリ。
我が家で使っていたのは、こちらの一般的なプリンターです。
趣味で写真を撮っていて、子供写真を綺麗に印刷したいということでちょっと高価なプリンターだったのですが。
Brotherさん製のビジネスプリンターとCanonさん製の家庭用プリンターを比較すると、A4サイズの印刷速度がこれだけ違います。
片面印刷(カラー) | 片面印刷(モノクロ) | 両面印刷(カラー) | 両面印刷(モノクロ) | |
---|---|---|---|---|
家庭用プリンター | 約10.0ipm | 約15.0ipm | – | 約4ipm(非公式) |
ビジネス用プリンター | 約20ipm | 約22ipm | 約11ipm | 約12ipm |
※ipm=一分当たりの印刷ページ数
勉強用のテキスト印刷はモノクロ&両面が多いと思います。
家庭用プリンターの公式によると、モノクロの片面印刷が15ipmなのですが、家庭用プリンターは両面印刷でも片面ずつの印刷になります。具体的には表面を印刷したあとに一度引っ込めて、次に裏面を同じ速度で印刷します。表面が終わってから裏面に写るまでの物理的な処理の時間もかなりかかるため、かなり遅くなります。体感としては、4ipmという感じです。
一方のビジネス用は、モノクロ両面約12ipm。一回分の過去問が1分ちょっとでできてしまう。一回の過去問ですら、3倍ぐらい時間が変わるのです。
数字に表れない、印刷時間短縮のメリット
この印刷が遅いこと、私は当時は普通に受け入れてしまっていたのですが、振り返って考えるととても無駄でした。。
例えば毎日過去問を1つ解く時期には、朝14~16ページの両面プリントが必要です。数分かかるため印刷実行して放置するのですが、もし印刷を忘れていたりとか、放置している間に用紙が無くなって印刷が止まっていたりすると、その後の勉強に支障が出てしまいます。
そうすると、たかがプリントの印刷にストレスを感じるようになったのです。その分イライラする回数も増えるし、子供とぶつかる回数も増えてしまいました。こんなちょっとしたことで精神的な負担が増えていたのです。これは特に、6年生も後半になってプレッシャーが増えたころに悪化してしまいました。
もし、多少値段が高くても(私が買った家庭用プリンターと変わらないのですが・・)ビジネス用プリンターを買っていたら、印刷を忘れていたり印刷をし直す場合にも、ストレスを感じずにできたと思うのです。
それでなくても親子バトルが増えるこの時期に、わざわざストレスが増えるようなプリンターを買ってしまったこと。これが後悔でした。
少しでもストレスを減らしたい場合、このようなビジネスモデルのプリンターを検討されるのも良いかと思います。
このプリンターのようにA3まで使えていたら、更に便利だったことでしょう・・。
使っていたプリンターも、役割はしっかりと果たしてくれたんですよ(写真はキレイさは満足しています)。でも、こと中学受検という毎日大変な状況の中では、「オフィス用にしておけばよかった」と後悔がありました。
中学受検勉強は期間が区切られています。受検勉強後には、家庭用プリンターのほうがメリットは大きいかもしれません。購入を検討されている方は、ぜひご検討くださいませ。。
我が家ではいま4年生の長女も、少しずつ勉強をしています。彼女がもし中学受検をするということになっても、今のプリンターが壊れるまでは変えられないでしょう。うぅ・・。
学習用卓上時計
先にあげた二つに比べると小物なのですが、利便性と共に子供のメンタル維持にとても役に立ったのがこちらの学習用時計です。
タイマー機能を簡単に使える
学習用時計は卓上に置ける時計なのですが、カウントアップ・カウントダウンを簡単に設定できるタイマー機能が付いています。このタイマーを使って、毎朝計算ドリル1ページの時間を調べたり、過去問を解くときに時間を測ったりするのに使っていました。
最初はiPadのタイマーを使っていたのですが、
- iPad持ってきて
- 時計アプリ立ち上げて
- 時間セットして・・
- 途中で画面が消えるので時間経過がわからない
などなど手間も利便性も低かったので、卓上に置けていつでも見れて物理ボタンで設定できる時計を選びました。カウントアップならば、座ったまま時計のタイマーをゼロにして、スタートボタンを押すだけ。
手間が減って利便性が上がったので、使用頻度がとても高くなりました。計算問題を解くのも大変なのに、時間を測るという余計な作業が負担になってはいけませんよね。
休憩を堂々とできる
勉強に非常に役に立ったこの学習用時計ですが、実は「休憩」にも使っていました。
我が家の勉強は、その日にやることは決まっていて、いつどの順番でやるかは本人に任せていたので、休憩も本人が決めていたのです。この時計でタイマー設定がお手軽になったので、「20分休憩する」「30分休む」などタイマーをセットするので、ダラダラと休憩明けの時間が遅れることが無くなって、むしろ休憩も堂々と休んでいるように見えました。
この時計を持って布団でゴロゴロしながらマンガを読むような休憩の時、時々そのまま寝てしまうことがありました。疲れている時には、タイマーがピピピピと鳴っているのに起きられないこともあったので、そんな時はそのままその日のお勉強は終了です。
堂々と休憩を取れることや時々寝落ちすることが、毎日勉強を頑張っているメンタルを持たせてくれていた面も確実にあったと思います。そういった意味でもこの時計は、購入してとても良かったです。
もちろん、受検勉強が終わっても妹たちの勉強でも毎日使っています。
まとめ
この記事では、我が家の中学受検で使い倒した便利グッズを3つ紹介しました。
- ホワイトボード
- プリンター
- 学習用時計
それぞれ、我が家としては必須でしたので、もし便利と思われたらぜひ試していただければと思います!
質問などあればお気楽に!