【塾なし】公立中高一貫校受検で合格できた6年生での取組み紹介【親塾】

親塾で公立中高一貫校受検に合格できた息子の、6年生の時の取り組みについてご紹介する記事です。

6年生の時は、本当にいろいろありました・・。

子どもの成長期による精神面の難しさ。
最後の模試で成績が最底辺に落ちたこと。

お子さまも保護者も心が揺れ動く時期。

勉強面だけではなくて、精神的な苦しさを親子共に乗り越えることが大切でした。

この記事では、公立中高一貫校受検に向けた、我が家の6年生時の取組みをご紹介します。

タリジリ

参考になるところがあると、嬉しいです!

なお、4年生の取り組み、5年生の取り組みもそれぞれまとめておりますので、よろしければ参考になさってください。

目次

6年生から、公立中高一貫校一本化

5年生までは私立型学習をしていましたが、6年生からは適性検査型に完全にシフトしました。

当初から本命は公立中高一貫校一本だったのですが、「私立の特待を狙えるかも」という希望もあり、私立型も併用して学習を続けてたのです。

ですがここまでの経験から、我が家の親塾体制では「都立も私立も狙う」というのは無理があるため、腹を決めました。

公立中高一貫校に一本化

勉強を公立一貫校対策に一本化するのは、リスクのある決断です。

試験が同じ日に行われる公立一貫校同士は、併願ができません。一回限りのチャレンジになるからです。

タリジリ

つまり、一校しか受けられない=本命に落ちたら地元中学に進学という覚悟を決めたことになります。

公立中高一貫校受検は、特有の難しさがあるのですが、それに一本化することを決めててどのような取組みをしたのか。

その概要について、ご紹介します。

なお、公立中高一貫校受検の難しさについて、こちらに詳しくまとめていますので、併せてご一読ください。

志望校の傾向を把握

6年生では、志望校の適性検査についてまずは傾向を知ることが必要です。

我が家では、4年生の受検対策を始めた時から志望校は一番近い学校で決まっており、「志望校を決める」というフェーズはありませんでした。

なので以前からも準備はしていたのですが、6年生になる時に改めて志望校の傾向と対策を確認しました。

適性検査の傾向を知るためには、過去問題を調べて、どのような問題が出題されるのかを確認します。

なお、我が家では「志望校の過去問」は直前期まで解かせない派。

なので、親が過去問題の傾向を確認して、それに沿った勉強をしていました。

具体的に過去問を確認する方法や、傾向を掴む方法は、過去問の前に準備することとして別の記事に纏めています。ぜひご確認ください。

塾なし、6年生時の受検対策

6年生より(5年生の2月から)、受検を公立中高一貫校に一本化。

具体的には、次の対策をメインとしていました。

  • 適性検査総合問題対策
  • 作文対策
  • 算数は引き続き予習シリーズを使用
  • 計算・語彙も引き続き
  • 報告書対策
  • 志望校の過去問の傾向分析

それぞれ、詳しくご紹介します。

適性検査総合問題対策

6年生になって、適性検査型対策に移行しました。それまでは私立型も併用して勉強していましたが、私立型を捨てて一本化したのです。

適性検査型問題は、国語とか算数などのように教科別に分かれておらず、いわゆる一問一答形式でもありません。

長文を読んで、その中から問われること。そしてほとんどが記述問題である、というのがポイントです。

記述問題には、次の3つの力が必要です。

  1. 何を問われているのかを理解する
  2. 知識を組み合わせて回答を考える
  3. その考えを論理的に記述する

そのためにたくさんの適性検査型問題解くこと、それに伴って記述の練習をしっかりとすることにしました。

「たくさんの適性検査問題を解く」学習の中心となったのは、「銀本」です。

銀本とは、全国の公立中高一貫校受検で出題された問題が掲載された、チョー分厚い過去問題集のこと。

この分厚い銀本をひたすら解く時期を、公立中高一貫校受検名物「銀本マラソン」なんて言ったりするのですが、我が家ではこれを3年分(3冊)用意して、毎日毎日解くことで適性検査対策としました。

銀本の使い方については、こちらの記事に具体的にまとめています。銀本マラソンはとっても重要な取組みなので、ぜひご覧になってみてください。

タリジリ

ちなみに、5年生まで私立型勉強はしておいて良かったです。
息子の中学の同級生に聞いたところ、その大半は私立型の学習をしたうえで公立中高一貫校の対策をしていたようです。

作文対策

公立中高一貫校受検では、作文が出題されます。

作文といっても小学校で書くような内容とは異なり、自分の意見を伝える小論文と言っていいもの。特別な対策が必要です。

息子は、どちらかというと理系タイプで、国語は本当に苦手でした。

本も読まないし語彙も少ないし、そもそも文章を書くのが苦手なので、作文なんてもってのほかという感じです。

タリジリ

論文には本当に苦労して、あまりの成長の無さに正直諦めかけたこともありました・・。

ただ私タリジリがライターであるという点を活かして、試行錯誤を重ねます。

結果的に本番では、作文で75点(100点満点換算で)にまで成長してくれました。

作文はある程度の「型」があるので、志望校の傾向をつかんで準備ができれば、適性2や3よりも点数が計算できるかもしれません。

作文に関しては成果が出た取り組みがご紹介できると思います。

具体的な方法については、長くなるので作文対策についての別記事にまとめました。

なお、詳しくは上の記事に書いていますが、彼は試験まで1ヶ月を切ってからも、作文はほとんどまともに書けませんでした。

ですが、急に「練習してきたことがつながりだした(本人談)」と言い出して、突然サラサラと書けるように。

なんと本番では15分も時間が余るほどだったそうです。想定していなかったほどの急成長・・というか化けたのでした。

本人による、「全部つながりだした」の説明

コツコツと準備をしていれば、過去問に取り組む時期などに一気に急成長する可能性がある、それが作文です。

タリジリ

ポイントとしては、テクニックではなくてまずは内面の成長が重要!

焦らずに作文を楽しみながら、コツコツと練習を積み重ねさせてあげましょう。

算数は引き続き予習シリーズで学ぶ

志望校の算数を確認するとレベルが高くて、「〇〇算」などの受験算数を理解していないと時間内に終わらないような作りになっています。

そのため、算数だけは引き続き予習シリーズを使って私立型勉強を継続しました。

とはいえ公立中高一貫校では難問が出るわけではないので、予習シリーズの応用問題までは行わず、6年上までの練習問題を繰り返すような勉強です。

妻が算数系が得意だったので、完全にお任せしてしまいました。

予習シリーズは回答の解説もネット上多くあるので、妻でも理解できない問題があっても、一緒に調べることができていたようです。

タリジリ

妻よ、本当にありがとう・・

算数も、とにかくゆっくりでいいから理解を重視しました。

なお、親塾でお世話になった予習シリーズの使い方については、こちらに詳しくまとめています。よろしければ、ご参考になさってください。

計算・語彙も引き続き

計算と語彙も、5年生から引き続き行いました。

どんなことをしていたかは、5年生時の勉強法記事の「漢字・語彙」「計算」をご参照ください。

語彙は、6年生になって作文対策を本格化させると、とても重要になります。本文の読解や記述に語彙力が必要になるからです。

計算スピードのアップは、試験対策のみならず、学校の宿題を直ぐに終わらせることにも役に立ちました。

ちなみにこちらのYoutube動画は、中学1年になった長男が4年生の妹のために、お手本として計算を解く速さを見せてくれているところ。

妹も塾なしであるため誰かと比べることが無いので、「計算を速く」というイメージが湧かなかったのだそうで、兄の計算力は刺激になってくれたようです。

報告書対策は万全に

志望校は報告書の割合が高い学校だったので、報告書対策にも万全を期しました。

結果的にあゆみでは、5~6年生の全てで、苦手の家庭科や図工で一部「よい」になった以外は、生活態度も含めて全て「大変よい」をいただくことができました。

クラスの中で宿題を1日も欠かさずやり切ったのは、息子を含めた二人だけだったそうです(笑)。

タリジリ

息子、頑張った!

合格後に得点開示(受検時の得点)を見たところ、息子は適性検査の総合問題では点数が伸ばせませんでしたが、報告書の点数と作文とで合格できました。

報告書対策は本当に受検生を助けてくれます。報告書については詳しくまとめた記事がありますので、併せてご覧ください。

理科・社会も実は継続

私立型はやめて適性検査型に振り切ったとお話していましたが、実は理科・社会に関しても5年生時の取り組みを継続しました。

予習シリーズの各単元の復習問題だけ、週に一回解くというもの。

気分転換になったことと、学校の授業の先取りになってより授業への理解が深めることが狙いでした。

また、受検に向けた知識というよりも、教養を身につけるきっかけになればと期待していました。

合格に影響したのかはわからないのですが、これはのちに息子の日本史好きを育んでくれて、結果的にはよかったと思います。

ただ、それも10月頃まで。負担が増えてきたそのころには、理科社会は辞めました。

公立中高一貫校の適性検査では、理科社会も暗記問題は出題されず、小学校の授業で習ったことを理解できていれば知識としては十分です。

理科社会は学校での授業をしっかり聞いて、カラーテストで100点を狙うことで対策は十分かと思います。

志望校の過去問の傾向分析

子供には、ラスト2ヶ月の過去問に取り組む時期まで、志望校の過去問は見せません。
試験本番と同じ、初見問題を解く練習も兼ねるためです。

ですが、保護者は早いうちに志望校の過去問の傾向を把握しておく必要があります。

この1年間の勉強は、その傾向に合わせて準備を積み上げていく必要があるからです。

具体的には、例えば算数が独自問題で難易度が高いならば(学校も重視しているポイント)、」算数は私立型も組み込んで勉強する」とか、「作文では古い文豪の文章が出題されるからそういった文章に慣れておく」とか、そのような準備です。

なお東京都立中高一貫校に関しては、学校別の配点(どの問題が独自問題か、報告書・作文の配点など)をまとめています。

参考になさってください。

6年時のスケジュール

1年間の、ざっくりとしたスケジュール感をお伝えします。

なお、下記については通年続けていました。

  • 計算・語彙
  • 算数の予習シリーズ
  • 報告書対策

また夜9時に寝ること、朝6時に起きて6時半から1時間勉強することも最後まで継続しました。1日にやるべきことが残っている場合でも睡眠時間の確保を優先していました(学校の宿題だけはマスト!)。

特に疲れが見えている時などは、直前期であっても勉強をスキップして寝せました。睡眠と休息が、最後まで勉強を続けるために本当に大切であったと思います。

では、時期ごとの取組みについてご紹介します。

2月〜3月

4月からの銀本マラソンの前に、まずは適性検査型の記述の練習をすることにしました。

そこで記述の方法を学ぶために、5年生の2月からこの問題集を取り入れます。

結果的にはとても良かったです。

グラフの見方と記述の書き方を具体的に教えてくれていることと共に、記述についての解説も書かれていたので、親の側も記述の書き方を学ぶことができたためです。

この問題集で最初に学んだことで、4月からの銀本マラソンがスムーズに始められたと感じています。

4月〜10月

6年に進級した4月から、銀本マラソンに入りました。

この頃から、算数と銀本は妻が担当になってくれていまして(本当にお疲れ様でした)。

銀本を使った勉強方法については、詳しくは下記にまとめました。

簡単にお伝えしますと、次の点を意識しました。

  • 北の学校から順に解く(テキスト順に解く)
  • 作文は解かない。総合問題だけ
  • 難関校の問題は解かない
  • 子どもが解いて、わからない問題は答えを見てOK。最後に親に解法を説明する

銀本って分厚いのですが、我が家はそれぞれの年の銀本を二冊ずつ購入しました。息子用と妻用です。

我が家のリビングのテーブルには、常にこの分厚い銀本が二冊乗っていました。

3年分解いたので、重ねてみると・・分厚い(笑)。

銀本 公立中高一貫校 適性検査 二冊でペア

11月

銀本マラソンが終わった11月は、これまでの銀本で避けていた難関校の過去問を解きました。

志望校を超えるほどの難易度の問題を、解かせます。

ここで難易度的に高い負荷をかけることで、志望校の問題が簡単に感じるようにする狙いです。

難関校とは、我が家では下記としていました。

小石川さんは赤本まで購入して、1ヶ月まるまる歯応えのある問題を解くこと集中しました。

また、この難易度の高い問題と並行して、市販の公立中高一貫校用の問題集を解いていました。演習量を増やすことが目的です。

12月・1月

12月以降は、いよいよ志望校の過去問に入ります。

1月の後半には次を目指します。

  • 本番の時間のなさに対応するためのスピード感を身につけること
  • 瞬間的でいいので、「ピーク」を作ることを

適性2・3

適性2や適性3は一日に1年分を、時間を測って集中できる環境で解かせます。

過去問題に関しては、本当に重要なので、具体的な取り組み方を記事にまとめました。ぜひご覧ください!

内容を簡単にお伝えすると、とにかく初見問題を解く時間を大切にしていました。本番と同じように時間を計って解きます。

最終的には過去問も5周ぐらい繰り返して、問題も答えも覚えてしまったほど。

この時期は過去問題を解いて、その復習がメインになるので、帰って時間が余ります。

そのため、過去問以外には、11月に引き続き市販の問題集を解いていました。

適性検査問題集の他に、苦手の図形問題の薄くて基本的な問題集も購入。

類題の量は、それなりにこなせていたと思います。

作文

この時期は、作文も過去問を解きました。

作文は、本人だけでは上達できません。

他者による添削を受けることで、子どもは自分の作文の改善点が理解できるのです。

親塾の場合は、親が添削サポートをしてあげる必要があります。

ただし、筆者はライターをやっていたので作文に慣れていますが、多くの保護者の方にとっては作文の添削もなかなかにハードルが高いのではないでしょうか。

そこで、添削の基本中の基本の方法についてもまとめました。

息子は、本当に最後まで作文が苦手でした。

しかし、残り2週間を切ったあたりから異常な急速さで上達、本番では時間が余ったほどでした。

100点満点中75点も取ってくれて、合格への得点源になってくれたのです。

積み重ねてきたものがあれば、過去問に慣れることで急成長することもあるのです。

焦らずに最後までじっくりと。過去問に取り組ませてあげましょう。

親塾で最も難しいのは、子供のメンタルへの対応

ここですごく大事な、メンタル面のお話です。

タリジリ

親塾で最も難しいのは、勉強を教えることや情報収集ではありません。

親塾の難しさは、不安定な子供のメンタルに対応することです。

6年生にもなると、自我も成長します。反抗期にも入っている子もいるかもしれません。

勉強を嫌がるようになったり逃げたりスネたり、態度に見せて来るかもしれません。

親も、そんな姿についイライラ・・。声を荒げて衝突してしまうことも。

塾無し・親塾の場合、家の中だけで閉じた世界になるため、親子の関係性が本当に煮詰まってしまう場合があるのです。

タリジリ

我が家も大変でしたよ・・

子供がメンタルをこじらせている時は勉強ができません。この対応には本当に長いこと苦労しました。

光が見えたのが残り1ヶ月。ようやく親子3人のチーム感が出てきたような気がします。

とても重要なので、別記事としてまとめました。下記リンクより、ぜひご参照ください。

その他の細かいこと

その他の細かい点についてもご紹介します。

習い事についての考え方はこちらの記事にまとめています。結論としては、我が家としては継続推奨です。

そしてゲームやYoutubeについても、上手く利用することで受検勉強にプラスになるとして、我が家は推奨しています。

模試は積極的に受けました。通塾していないので、受検の本番体験をできる環境が無かったためです。

ちなみに、模試の結果はどんどんと悪化しました。。

最後に4つの模試を11月、12月と受けたのですが、なんといずれも過去最悪な結果。「合格率20%以下」とか「E判定」ばかりが続いてしまったので、息子のメンタルは最悪状態になりました。。

ただし、公立中高一貫校の適性検査は学校ごとに特色があります。

志望校の問題に合わせた準備をしてきたので、それは模試の問題とは傾向が違います。

そのため、私は気にしていませんでした。

タリジリ

「直前の模試がダメだったから合格できない」ということは、ありません!

お子さまの受検で自信を失うようなことがあったら、ぜひこちらの記事も参照ください。

保護者として悟ったこと

ちょっと余談なのですが、ぜひお伝えしたいことがあったので、ここに書かせていただきます。

受検本番まで残り2カ月程度になった時、私も妻も、ある悟りを開きました。

それは次のような悟りです。

「ここまで本当に頑張った。教養も増えたし知的好奇心も育んでくれた。どの中学校に行ったって、自分の力で成長してくれるはず。
結果はどっちでもいい。もう私たちの中では合格

きれいごとに聞こえるかもしれませんが、本当に、ほんとう~にこのような気持ちになったのです。

これを息子に伝えたところ、彼も受け入れてくれたようで、家の中の空気が軽くなったのを覚えています。

タリジリ

残りの1ヶ月は本当に、親子で同じ方向を向いて、良いチームとして共に頑張れた時期になりました。

もし、合格に対して不安であるならば、それを子供にぶつけてしまうならば、ここまで子供が積み重ねてきたものを振り返ってみるのも良いかもしれません。

驚くほど成長してきたはずです。その成長したことに関しては、しっかりと認めて子供に伝えてあげてください。

直前期にこのような気持ちになんてなれないかもしれません。

私も、次の長女の受検の時にはこうはならないかもしれない。

でも、親が悟ることで子供のプレッシャーも減るならば、演じてみるのもよいかもしれません。

ふわっとしたお話で申し訳ありません。。

もし精神的な苦労をされているならば、こういうケースもあったよとお伝えしたかったので、書かせていただきました。

まとめ

まとめます。

6年生では、これまでの準備をベースに適性検査型試験に完全に移行しました。

作文対策、適性問題対策、報告書対策を3つの柱として、勉強に関してはとにかく理解することを重視した取り組み。スピードは直前期からの対策で十分間に合います。

最も苦労したのが、メンタルの維持でした。

タリジリ

6年生の間の半年ぐらいは、家の中の空気は最悪でしたよ・・。

それでも振り返ると、子供の成長の爆発力を目の当たりにした時期でもありました。

子供の成長は、逆算などでは測れません。

とにかく焦らずにコツコツと勉強を続けていると、大成長の時期が受検に間に合ってくれるかも。

それぐらいの気持ちで良いのでは無いでしょうか。

中学生になったら、子供は友達と電車で遊びに行ったりします。部活も遅くなり、関われる時間が少なくなります。

中学受検は、親子で力を合わせる最後の共同作業かもしれません。

当事者にとっては本当に大変かと思いますが、振り返るといとおしくて、切なくなるような時期です。

ぜひ最後まで、お子さまのフォローを頑張ってください!

合否に関係なく、お子さまは成長しています!!

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